Feb 18, 2019
- JP
- EN
由紀ホールディングス株式会社による株式会社仙北谷の事業承継について
由紀ホールディングス株式会社(東京都中央区:代表取締役社長 大坪正人、以下由紀HD)は、2月15日付で株式会社仙北谷(神奈川県横浜市:新代表取締役 大坪由男)の株式を取得し、由紀HDグループに迎えましたことをご報告いたします。昨年七月に急逝された当時代表の仙北谷英貴氏の意思も反映し、航空宇宙関連部品の加工で高い技術力を誇る仙北谷の安定的かつ発展的な経営継続を図るべく今般の体制に至った次第です。
由紀HDは一昨年、株式会社由紀精密(神奈川県茅ケ崎市)の代表取締役でもある大坪正人が、尖った要素技術を持つ中小製造業の企業群の形成を目指し発足しました。また、由紀精密と仙北谷は同じ神奈川県内で精密切削加工を営み、30年以上、取引や交流を持っていた経緯があります。
仙北谷のこれまでの実績及び保有技術等の親和性も高いこと、切削加工分野の中でも旋盤加工に強みを持つ由紀精密とマシニング加工を得意とする仙北谷という補完関係から、航空宇宙・産業機器部品の製造などの分野にて、グループ内の技術的な相乗効果も想定されます。
仙北谷の新経営体制の方針については以下の通りです。
株主:由紀ホールディングス株式会社 100%
役員:
代表取締役 大坪由男(由紀精密代表取締役会長)
取締役社長 植田竜也(前 仙北谷常務執行役員)
取締役 大坪正人(由紀精密、由紀ホールディングス代表取締役社長)
取締役 大熊康丈(由紀ホールディングス取締役)
業務体制としては、従業員、組織及び設備等は現状通り、必要に応じて補強実施予定です。
これを機により強い組織を構築するとともに一層の技術力向上を図り、長年の顧客や関係者の皆様方のご期待に沿えるべく尽力して参る所存でございますので、今後とも格別なるご高配を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
- 株式会社仙北谷
1953年にプレス加工業として創業。1962年に有限会社を設立。設計・製作と加工のNC化に注力し、金型製作を原点にした切削、放電、研磨などの加工技術から仕上げ、組付け、検査など総合的な技術力を強みに、航空宇宙、輸送・産業機器、金型・装置の設計製造まで手がける。従業員数30名。
業務内容:機械加工全般、精密機械加工、マシニング加工、放電加工、 治工具・装置の設計製作、金型の設計製作、試作プレス
http://www.senbokuya.co.jp- 由紀ホールディングス株式会社
「ものづくりの力で世界を幸せに」というミッションを掲げ、国内の高い要素技術を持つものづくり企業にイノベーション投資を行うべく、由紀精密代表の大坪正人が2017年10月に創業。グループ企業14社、売上総額70億円、従業員数540名からなる。